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外ヶ浜町指定文化財の映像化について

新型コロナウイルス感染症の影響により、各種イベントや祭りの自粛が相次ぎ、町の指定文化財である民俗文化財(無形)荒馬及び太刀振りについても出演の機会が激減したため、踊りの継承をサポートするために映像化することとしました。
また、有形文化財・史跡名勝天然記念物についても、映像を残し公開することにより、指定文化財の周知をはかります。

映像化した文化財の概要

1. 有形文化財 赤平清兵衛

 江戸末期の廻船業者「赤平清兵衛」の墓で、子息のひとりと伝わる「越中富山大郷屋清蔵」が安政2(1885)年に建立したと刻まれている。

墓石には上方の石材が用いられており、北前船の海運で栄えた蟹田湊をしのばせるものです。

「塩越共同墓地」の中央に位置し、赤平家の末裔によって大切に管理され、集落を見守っている。

2. 名勝 鍛冶屋の一本松

「外ヶ浜町立蟹田小学校」前に立つ大きな一本の黒松である。

幹周りは4mを超え、高さは26mほどあり、樹齢500年ともいわれている。

古くは鍛冶屋がもっていた松のため、こう呼ばれている。

3. 有形文化財 観音菩薩坐像

江戸時代前期の寛文6(1666)年、もしくがその翌年に蝦夷地からもどった円空が彫ったものである。

荒削りにみえるが繊細さがあって、高さは48.2センチ。はす台状の持物を腹前に抱く形の半肉彫りの観音菩薩坐像である。

こちょこちょ様として住民に愛されたため、全体が摩耗している。

背面や台座裏の墨書銘は薄く残っているものの判読できない。平舘「福昌寺」に安置されている。

4. 民俗文化財(無形) 荒馬

荒馬は馬役の男性と手綱取りの女性が二人一組となって踊る伝統芸能である。

馬役は、木製の馬首を胸部の前にくるように構え、荒ぶる馬のように激しく踊り、手綱取りは荒ぶる馬を静めるように踊ることが特徴である。

囃子に笛と太鼓、近年になって手平鉦がくわわった。

サナブリ行事の行列踊りのひとつだったが、いつの頃からその踊りが分散し、昭和の初期頃から夏のネブタ祭りに披露されることとなったようである。

古くは各地域にあったが、三厩増川地区で伝承しているものである。

5. 民俗文化財(無形) 太刀振

竹の棒を太刀にみたて、笛・太鼓にあわせ二人一組で棒を打ちあわせながら踊る、五穀豊穣を願うものである。

囃子に笛と太鼓、近年になって手平鉦がくわわっている。

サナブリ行事の行列踊りのひとつだったが、いつの頃からその踊りが分散し、昭和の初期頃から夏のネブタ祭りに披露されることとなったようである。

古くは各地域にあったようだが、旧宇鉄村(三厩六條間地区)にのみ残っているものである。

太刀については、竹棹や稲の穂、農耕具、錫杖ともいわれている。

6. 史跡 平舘陣屋跡(お仮屋)

嘉永元(1848)年に築場された「平舘台場」を警備するための藩士の屯営として、翌年に設けられた。

7反20歩(約7000㎡)、南東北3方に6尺(約1.8m)土塀、60~70名が勤務し、20~25名交代したといわれている。

現在でも造営時の縄張りが確認でき、東側には掘跡も一部残っている。

北側の海岸線沿いには県史跡「平舘台場跡」もあり、古い絵図とも合致しており、幕末の様子を物語る好例である。

7. 県史跡 平舘台場跡

嘉永2(1849)年に築かれた、大砲を据え付け海防に備えた砲台「台場」である。

江戸時代後期、異国船の動きが激しくなると、弘前藩も対応をせまられ、竜飛崎、高野崎等へ台場を設け、海岸の警備にあたった。

それらのほとんどは高台にあるが、この「平舘台場」は、県内には珍しく、平地に設けられた。

西洋風と呼ばれ、高さ1.5m、幅10mの土塁が扇形をなし、東西11m、南北80mに区画、7カ所の窪みに大筒を設置したものである。

しかし、開国後は、台場の重要性は薄れ、明治9(1876)年頃には廃止されている。

8 県重宝(考古資料)

大平山元Ⅰ遺跡

出土品 蟹田大平地区にある「史跡大平山元遺跡」から見つかった土器や石器である。

今から約1万5千年前の縄文時代草創期のもので、伝統的な石器づくりをしながらも弓矢(石鏃)という新しい道具や土器を使い始めたことがわかる。

土器片は装飾や文様がなく無文のもので、平底の深鉢と考えられている。

県立郷土館(青森市本町2-8-14)所有の81点もあわせ、平成10(1998)年の発掘調査の出土品土器29点石器93点が県重宝の指定を受けている。

外ヶ浜町大山ふるさと資料館にて展示・保管している。

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電話番号 0174-31-1233
教育・文化・スポーツ

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