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青森の縄文遺跡を世界遺産に!
北海道・北東北は、日本列島の中でも縄文時代の遺跡が数多く所在し、それら時代の様相を今の私たちに伝えることができる良好な地域です。
現在、縄文時代を中心とし、北海道・青森県・秋田県・岩手県及び青森市、当町などの関係市町村が連携し、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」を世界遺産とするための取り組みを進めています。
世界遺産とは
1972年、ユネスコ総会で世界遺産条約(正式名称:世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)が採択されました。
この条約は、文化遺産や自然遺産を人類全体のための世界遺産として、損傷、破壊等の脅威から保護し、保存していくために、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的としたものです。
世界遺産とは、この条約に基づいて世界遺産一覧表に記載された、顕著で普遍的価値を有する「遺跡」や「自然」などのことであり、世界のすべての人々が共有し、未来の世代に引き継いでいくべき人類共通の宝物です。
世界遺産の流れ

この「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の構成資産のひとつに、当町に所在する「大平山元T遺跡」があります。
●大平山元T遺跡

縄文時代草創期の遺跡で、陸奥湾に注ぐ蟹田川左岸標高約25mの河岸段丘に位置しています。
昭和50・51年に青森県立郷土館が学術調査を実施し、当時は旧石器時代に属すると考えられていた石器群(槍先形尖頭器や局部磨製石斧、石刃)と伴に土器片と石鏃が出土しました。これにより、土器の出現と縄文時代の始まりに関して重大な問題を提起しました。
その後、平成10年に住宅建設にさきだって、発掘調査したところ、青森県立郷土館と同様の結果が得られ、土器片に付着した炭化物の放射性炭素年代を測定し、分析した結果、1万6千5百年前のものである可能性があることを指摘しました。

▲出土土器 ▲出土石器
こうした経緯をふまえ、町教育委員会では、平成12年から20年まで学術調査を実施しました。その結果、石器がまとまって出土する範囲を正確にとらえ、そのまとまりから、土器の煮炊きを中心とした隣り合った居住域を想定しました。
遺跡の周辺には、さらに古い時代の旧石器時代に属する「大平山元U遺跡」や「大平山元V遺跡」があり、土器の出現する前段階の良好な資料が得られています。
大平山元T遺跡は、最も古い土器片が出土した遺跡ということだけでなく、旧石器時代から縄文時代にかけての移り変わりを考えることができる貴重な遺跡です。
大平山元T遺跡から出土した遺物は、大山ふるさと資料館で見ることができます。(資料館のページへ)
「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(Jomon Archaeological Sites in Hokkaido,Northern Tohoku,and
other regions)は、平成21年1月5日付けでユネスコ世界遺産センターの世界遺産暫定一覧表(Tentative List)に記載されました。
構成資産位置図

【お問い合わせ先】
外ヶ浜町教育委員会 社会教育課 0174-31-1233(直通)
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